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CQI Qアラビカグレーダー認定コースでは、Tasse社が韓国の著名な講師であるポール・キム氏を特別に招き、CQIコースと試験全体の運営を共同で担当していただきました。キム氏はコーヒー業界の重鎮であり、CQI Qアラビカ/ロブスタグレーダーのダブル認定講師兼試験官です。2022-23年度には優秀講師賞を2年連続で受賞し、Qアラビカ/ロブスタグレーダーのダブル認定資格を持つ世界でわずか2名のうちの1人となりました。彼は間違いなく、国際的な同僚から高い尊敬を集めるベテランです。
ポールは現在、世界トップ20のアラビカ/ロブスタ種インストラクターの一人であり、SCA(米国コーヒー協会)のAST/検査官でもあります。コーヒー指導の経験は16年以上あり、エチオピア、アメリカ、インドネシア、フィリピン、中国、日本、韓国など、世界中から多くの生徒を指導しています。日本の有名コーヒーブランド「リーブスコーヒーロースターズ」の創業者である石井康雄氏も、彼のお気に入りの生徒の一人です。
2007年、ポール・キムはソウルにポール・キム・コーヒー・ラボを設立しました。カッピング、焙煎、そしてコンサルタントの育成に特化し、世界クラスのバリスタコンペティションの審査員を務めました。彼は関連する専門知識を解説した『カッピング・バイブル』と『焙煎バイブル』の2冊の本を執筆しました。執筆にあたっては、自ら多くのデータ収集を行い、情報の正確性を確保しました。ポールは率直に、CQIコースの指導で各地を飛び回っていたため、家族と過ごす時間が減ったと語っています。しかし、世界中を旅することで、様々な産地のコーヒーを試飲する機会に恵まれたことも大きな収穫でした。これは、彼にとって指導における最大の喜びの一つでもあります。
ポールはCQIのコーヒー・コー・ボランティア・プログラムに積極的に参加しており、過去7年間、フィリピンのコーヒー生産コミュニティにQ認証取得のためのトレーニングを何度も提供してきました。また、地元に自身の農園「セントポールズ・コーヒー・ファーム」を設立し、高品質のロブスタ種を栽培することでコーヒー農家の生活向上に貢献したいと考えています。
ポール・キム 資格:
CQI アラビカ種 / ロブスタ種 インストラクター
CQI 優秀インストラクター 2022-2023
SCA AST/検査官
2007年からポール・キム・コーヒー・ラボのディレクターを務める
2011-2013 韓国バリスタ選手権 審査員
2013年 ロッテエンジェルワールドアワードコンサルタント(米国)
2014年テイスト・オブ・エチオピア国際審査員
2014年韓国バリスタ選手権審査員
2014年韓国バリスタ選手権コンサルタント
2015-2017 カッピングマスターコンペティションコンサルタント
2016年世界エアロプレス選手権 審査員長
2017年から2023年まで米国でロッテエンジェルコンサルタントとして勤務
2016-2020年 中国雲南コーヒー取引所国際審査員
2018年カップマスターズ優勝コーチ
フィリピンコーヒー品質コンペティション2020-2023 審査員長
ここにいて